硫黄島からの手紙

創作物を楽しむときは国も肌の色も右も左も関係なく楽しむようにしている。
面白いものは面白いって思えるように。

けど硫黄島からの手紙を見る時は、自分はどうしても日本人なんだなって思ってしまう。
別に僕は極端な愛国心の思想なんてないし、お国のためにってやつも一種の洗脳教育もあったんだと思う。

けど硫黄島を取られたら本土への空襲が本格化する、だから1日でも占領を遅らせたら、大切な人が1日安全になる、硫黄島にいた人たちはそう思ってたのかなとか思ったら、どうしても日本人の視点で見てしまう映画。まっさらな気持ちで何にも縛られず映画は見たいんだけど、日本人なんだって思ってしまう映画。
綺麗事なのかもだけど、傷つけあった時点で正義もクソもないんだろうけど、当時現場で戦った人の気持ちを少しでも分かりたいって思う。

こういう話をしたら右翼左翼色んな思想に繋がるんだろうけど、そんなの全部ブッチして、大切な人のために命をかけれることを特別だと思いたい。

まぁそんな状況は2025年の日本に生きる僕には存在しないんだけどね、しなくてもね。